腰椎分離症|【兵庫県豊岡市】はま整体院
このページは、コルセットや安静にしていても痛みが解消しなかった「腰椎分離症」の子供たちとその親御さんのための情報をお届けします。
腰の痛みで運動ができず、腰を反らすことがつらい。いつまで安静にしていれば治るのか、不安や悩みを抱えている方も多いことでしょう。
でも、安心してください。当院では、2か月以内に発症した腰椎分離症であれば、5回以内にスポーツ復帰が可能です。実際、当院で施術を受けた子どもたちは、数か月間スポーツができなかった後でも、練習や試合に復帰することができています。
腰椎分離症でお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。あなたのサポートを全力でさせていただきます。
腰椎分離症とは

腰椎分離症は、特にスポーツを行う10代の子供たちに多く見られる疾患です。体幹の前屈や後屈などの動作を繰り返すことで、腰椎の関節突起に負担がかかり、骨に亀裂が生じます。
この状態でスポーツを続けると、亀裂は徐々に広がり、最終的には骨が完全に分離してしまうことがあります。重要なのは、これは一度の強い衝撃で起こるものではなく、繰り返しの負担によって生じる「腰の疲労骨折」であるという点です。
腰椎分離症の早期発見と適切な治療が、スポーツ復帰への鍵となります。
腰椎分離症の症状

腰椎分離症の典型的な症状は、「腰を反らすと痛む」ことですが、その他にも以下の動作で腰に痛みを感じることがあります。
- 歩く、走る
- ジャンプ
- 座位から立ち上がる
- 長時間の同じ姿勢を保つ
腰椎分離症が悪化すると、「腰椎分離すべり症」に進行する可能性があり、この場合は下肢に痛みやしびれが伴うことがあります。この状態になると、治療に長い時間がかかることが多くなります。
もしスポーツをしている子供が腰痛を訴えた場合、まずは「腰椎分離症」を疑い、早急に病院を受診することが重要です。受診する際には、いくつかのポイントに注意する必要があります。それについて詳しく解説しますね。
分離症は「レントゲン」で見つからない!?

整形外科病院では、腰椎分離症の診断にレントゲン撮影が頻繁に行われます。レントゲンでは「スコッチテリアサイン」と呼ばれる亀裂が確認されることで分離症と診断されますが、このサインがはっきりと映るのは慢性期の場合だけです。初期や中期には骨の異常が画像上で見つけにくいため、ここで「異常なし」と診断されることも少なくありません。
このことが引き起こす弊害は主に2つです。
1. 練習が休めずに悪化
「異常なし」とのお墨付きをもらったことで、痛みがあっても練習を続けてしまう子供が多くいます。特に、強いチームに所属している子やレギュラー選手は、その傾向が強いです。痛みを我慢しながら練習を続けることで、分離は進行してしまうため、まずは治療に専念することが大切です。
2. 他の疾患に発展
治療を始めるタイミングを逃すことで、「腰椎分離すべり症」などの他の疾患に発展するリスクもあります。これにより、日常生活に支障が出るほどの痛みやしびれが伴い、長期の治療が必要になることがあります。また、分離箇所が完全に癒合しないと、大人になってから「腰椎ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」を発症する可能性もあります。
このため、レントゲン検査で「異常なし」と診断された場合でも、腰に痛みがあるならば分離症の疑いを捨てるべきではありません。レントゲンで異常が見つからない場合は、MRIやCT検査を受けることをお勧めします。これらの検査では、初期の骨の亀裂を比較的見つけることが可能です。
次の章では、腰椎分離症と診断された後の具体的な治療法についてお話ししますね。
病院で「数か月の安静」と言われても大丈夫。

「腰椎分離症」と診断された後の治療は、主に「保存療法」が行われます。分離の進行度によって治療内容は異なりますが、基本的な指示は以下の2つです。
1. 2~3か月の絶対安静
すべての運動、部活動、体育を禁止し、約2~3ヶ月間は安静にすることが求められます。この期間が重要で、再度レントゲンやMRIを撮影し、骨の状態を確認するのが一般的です。
2. 硬性コルセットで固定
腰の負担を減らすために、硬性コルセットを用いて固定します。これにより、骨の癒合を助けます。
しかし、注意が必要です。腰椎分離症は安静にしても必ずしも痛みが取れるわけではありません。実際に、当院に来院されたお子さんの中には、2ヶ月安静にしたにもかかわらず、痛みが改善しなかったため、さらに2ヶ月の安静を指示された例もあります。
このように、分離症は「安静」にしても確実に治るわけではありません。また、スポーツをしている子にとって、数ヶ月の安静は避けたいものでしょう。特に、公式戦を控えている子やレギュラー争いをしている子にとっては、なおさらです。
でも、安心してください!
当院には、「数か月の安静」と言われた腰椎分離症のお子さんがたくさん来院しています。そして、発症から2か月以内であれば、5回以内の施術でスポーツ復帰できるケースがほとんどです。もし2か月を経過していても、短期間での改善が期待できることが多いです。
あなたのお子さんも、早期に回復し、スポーツに復帰できるお手伝いをさせていただきますので、安心してご相談ください。
なぜ、骨折である腰椎分離症を早期に解消できるのか?

当院では、2か月以内に発症した腰椎分離症に対して、5回以内にスポーツ復帰できることがほとんどです。この短期間での回復が可能なのは、腰椎分離症が「腰の疲労骨折」であるにも関わらず、私たちの治療法があるからです。
一般的に、骨折の治療は「安静」と「固定」が主な方法と思われがちですが、それだけでは不十分です。実は、骨を早く治すためには他のアプローチも必要です。
腰椎ATT療法の特徴
当院が使用する「腰椎ATT療法」は、日本古来の施術を基に、骨癒合を促進する手法です。この方法では、腰椎に対して適切な角度の圧と刺激を加えることで、骨癒合を促します。
- 痛みの少ない施術: 鍼はほとんど使用せず、施術は痛みを伴わないため、お子さんでも安心して受けられます。
- 短期間での効果: 施術を受けることで、安静や固定だけでは得られない早期回復が可能になります。
このようなアプローチを通じて、腰椎分離症の回復を支援し、早期のスポーツ復帰を目指しています。お子さんの症状に対して、最適なサポートを提供しますので、ぜひご相談ください。
施術をするうえで、重要な2つのポイント

腰椎分離症の施術において、お子さんとその親御さんにご協力いただきたいことは以下の2点です。
1. 1週間の運動禁止
当院は腰椎分離症の施術に特化しており、早期のスポーツ復帰が可能な疾患と考えています。しかし、初めの1週間は全ての運動を控えていただくことが非常に重要です。骨折である以上、骨の癒合には安静が必要です。数か月の安静は必要ありませんが、1週間の休息が痛みの再発を防ぐために重要です。
2. 治療間隔の短縮
早期回復には治療間隔も大切です。これまで「5回の施術でスポーツ復帰」とお伝えしてきましたが、2週間ごとに5回施術を受けると、治療期間が延びる可能性があります。痛みは緩和されるものの、回復のスピードが遅くなります。腰椎分離症の施術は、1週間の安静期間中に治療を重ねることがポイントです。この期間に骨の癒合を促進する腰椎ATT療法を行うことで、痛みの回復が飛躍的に進みます。
以上の2点が腰椎分離症の施術での重要なポイントです。当院の施術内容も重要ですが、患者さんのご協力があってこそ完治に至りますので、その点をご了承いただければ幸いです。
腰椎分離症に悩んでいる方へメッセージ

ここまでお読みいただきありがとうございます。「本当に治るの?」と不安に思われる方もいらっしゃると思います。施術法について具体的な情報が少ないため、そう感じられるのは当然です。
また、腰椎分離症は一般的に「治療に時間がかかる」という認識がありますので、短期間での解消に疑問を持たれるのも理解できます。
しかし、私がここで伝えたいのは、「私を信じて来てほしい」ということです。
これまで当院に来た子の中には、お父さんやお母さんの強い勧めで無理に連れて来られた方もいました。初めは不安そうに私を観察しているものの、施術が進むにつれて笑顔で帰っていく姿をたくさん見てきました。
一回の施術でも痛みの変化を感じられると思います。まずはお気軽に試してみてください。施術を受けに来て、あなたの不安を解消していただければ嬉しいです。お待ちしております