有痛性外脛骨|【兵庫県豊岡市】はま整体院

有痛性外脛骨の9割は、手術せずに痛みを解消できます。

「有痛性外脛骨」で悩んでいるお子さんをお持ちの親御さんへ

有痛性外脛骨にお悩みの方へ

このページでは、マッサージやストレッチなど「何をしても」解消されなかった有痛性外脛骨に関する内容をお伝えします。お子様が抱えている痛みを解消する方法をご紹介します。

お子様の痛みについて

今、あなたはお子様が「足の内側の骨が痛い」と何週間も訴えていて心配しているかもしれません。骨の出っ張りがひどくなっているように見えたり、病院で手術の話が出て不安になっていることでしょう。これらの辛い症状や不安を抱えている方が多いと思います。

安心してください

でも、大丈夫です。当院の施術を受けた多くの子供たちが、「足の内側の痛み」を大幅に解消し、痛みのない生活を送ることができています。私たちは、症状の根本原因にアプローチし、効果的な治療を行っています。

お子様の痛みを軽減し、健康的な日常を取り戻すためのサポートを提供しますので、ぜひお気軽にご相談ください。あなたのお子様が再び元気に過ごせる日を一緒に目指しましょう。

有痛性外脛骨とは

足の内側にある舟状骨(しゅうじょうこつ)には、約20%の人に過剰骨(余分な骨)があります。

これを「外脛骨(がいけいこつ)」と呼び、この骨に痛みが出ている状態を「有痛性外脛骨」と言います。

有痛性外脛骨は、思春期の子供によく発症するとされていますが、大人にもまれに発症する事があります。

有痛性外脛骨の最も代表的な症状は、「外脛骨を押すと痛みが出る」ことです。


その他にも、以下の症状があらわれます。

  • 外脛骨が腫れ、熱感がある
  • 外脛骨が突出する
  • 歩いたり走ったりすると痛みを強く感じる
  • ジャンプをすると痛む


それでは、なにが原因で有痛性外脛骨を発症するのでしょうか?

次の章では原因について解説していきます。

有痛性外脛骨の原因

有痛性外脛骨の一般的な原因は、外脛骨に付着している「後脛骨筋(こうけいこついきん)の過緊張」とされています。後脛骨筋は、脛の内側から土踏まずに伸びる筋肉で、足関節を伸ばしたり(底屈)内に返したり(内反)する運動で重要な役割を果たします。

後脛骨筋の過緊張

後脛骨筋を繰り返し使うことで、外脛骨にかかる負荷が増し、痛みを引き起こすことがあります。この筋肉の過緊張が、外脛骨に対してストレスを与えるのです。

その他の原因

また、「捻挫による外傷」をきっかけに有痛性外脛骨を発症することもあります。足首の捻挫が、外脛骨の痛みを引き起こす要因となることがあります。

治療法について

次の章では、有痛性外脛骨に対して行われる具体的な治療法について解説していきます。痛みの軽減や改善に向けて、どのようなアプローチが効果的かをご紹介しますので、ぜひご覧ください。

一般的に行われる有痛性外脛骨の治療

有痛性外脛骨に対する初期の治療では、病院で「安静」を指示されることが一般的です。これは、患部に負担をかけないことが最も重要とされているからです。具体的には、以下のような治療法が行われます。

1. 安静と保存療法

  • スポーツや運動の中止: 患部を休ませることで、痛みを軽減させる目的があります。
  • 湿布や足底板(インソール): これらを使用することで、痛みを和らげ、適切な負担をかける助けとなります。

2. リハビリテーション

  • 筋力強化: 後脛骨筋を中心とした足首周囲の筋力を強化し、患部への過剰なストレスを防ぎます。これにより、再発を予防することが可能です。

3. 整骨院や治療院での施術

  • マッサージやストレッチ: 周囲の筋肉をほぐし、緊張を和らげる効果があります。
  • 電気治療: 患部への電気治療が行われ、痛みの軽減を図ります。
  • テーピングやサポーター: サポートを提供し、運動時の負担を軽減する役割を果たします。

手術の選択肢とそのリスク

通常、保存療法で症状が改善されることが多いですが、半年以上経過しても痛みが続く場合、次の手段として手術が検討されます。しかし、手術後も骨の出っ張りが残ったり、偽関節ができるリスクがあるため、治療期間が延びることもあります。

「手術を受けさせるのは不安」と感じるのは当然のことです。子供に対する手術のリスクや影響を考えると、親としては心配が尽きません。「手術以外に良くなる手段はないのか?」と考えるのは自然なことです。

安心してください、解決策はあります

私たちのアプローチでは、保存療法に加え、根本原因にアプローチすることで、症状の改善を目指します。お子様の痛みを軽減し、健康な日常を取り戻すための具体的な方法があるので、ぜひご相談ください。あなたのお子様が再び元気に過ごせるよう、一緒にサポートいたします。

「手術」を回避できる理由

実は、有痛性外脛骨の原因は、前述した「後脛骨筋の使い過ぎ」だけではありません。保存療法では後脛骨筋を緩めることが重視されますが、これだけでは改善までに数か月から半年かかることが多いのです。これは、後脛骨筋を緩めた効果というよりも、身体が持つ自然治癒力によるものと考えられます。

根本的な原因の理解

有痛性外脛骨は、もっと根本的な原因が隠されているのです。この根本原因を解決すれば、長期の治療期間は必要なく、短期間で改善が見込めます。手術を考慮されている方にも、同様のことが言えるのです。

迅速な改善が可能な理由

驚かれる方も多いかもしれませんが、当院では、有痛性外脛骨はおおよそ5回前後の施術で痛みを改善できると捉えています。それは、私たちがこの疾患の根本原因を理解し、効果的な解決策を持っているからです。

それでは、根本的な原因とは何でしょうか?

次の章では、有痛性外脛骨の根本原因について詳しく解説していきます。この理解が、早期改善のための鍵となりますので、ぜひご覧ください

有痛性外脛骨を発症する根本の原因

前述のとおり、
外脛骨は約20%の方にあるものですが、その20%の方全員に痛みが出ているというわけではありません。

外脛骨があったとしても全く痛みを感じない方も多くいるのです


では、痛みが出ている人と出ていない人の違いは何なのでしょうか。

この違いこそが痛みの根本原因と言えます。(ここでは捻挫等による外的な要因の有痛性外脛骨は省きます。)


それは、

  • 下半身のアライメント異常
  • 慢性的に体が疲労した状態

これが有痛性外脛骨の2つの原因です。


下半身のアライメント異常

アライメント異常とは、大腿骨や脛骨、腓骨などの足の骨にゆがみや捻じれが生じている状態を指します。この下半身の異常があると、外脛骨に過剰な負荷がかかりやすくなり、結果として外脛骨周囲の炎症や骨の隆起が発生します。

後脛骨筋との関係

さらに、後脛骨筋が緊張しやすい状態もこのアライメント異常による影響が大きいです。後脛骨筋をマッサージやストレッチでほぐすことは一時的な効果をもたらしますが、下半身の捻じれが改善されない限り、筋肉の緊張は再発してしまいます。

根本的な解決策

このように、アライメント異常が有痛性外脛骨の根本原因の一つであるため、単に後脛骨筋にアプローチするだけでは不十分です。下半身全体のバランスを整えることが重要です

慢性的に体が疲労した状態であること

疲労物質の蓄積と有痛性外脛骨

日常的にハードな練習を繰り返すと、身体には老廃物や疲労物質が蓄積されていきます。健康な状態であれば、通常は1日か2日で疲労が抜けますが、抜けないまま練習を続けることで、身体に疲労が蓄積し、痛みや炎症を治すための体力が不足する状態に陥ります。

有痛性外脛骨の発症

有痛性外脛骨を発症するお子さんは、まさにこのような疲労が蓄積した状態になっています。そのため、痛みがなかなか改善せず、どんな処置をしても痛みが繰り返されてしまうのです。

解決策の提示

このような状態を改善するためには、まず疲労物質を取り除くことが重要です。次の章では、これらの原因を解消する具体的な方法について解説していきますので、ぜひご覧ください。お子様の健康な生活を取り戻すための手助けとなる情報をお届けします。

有痛性外脛骨を解消する3ステップ

有痛性外脛骨の根本原因を解消するには、以下の3ステップが重要です。

  • 自律神経の調整
  • 内臓調整
  • 下肢のアライメントを正常化

自律神経の調整

身体の疲労を取り除くためには、自律神経の乱れを整える事が重要です。

頭蓋骨や背骨に軽い刺激を与え、自律神経を整えていきます。

内臓調整

続いて、身体の疲労を解消するには「内臓調整」も必須です。

腹部や背部を処置し、内臓疲労を解消させて体が治りやすい土台を整えていきます。

下肢のアライメントを正常化

大腿骨と脛骨、腓骨のアライメントを正常化させます。

人によって股関節、膝関節、足関節にも異常がある事もあるので可動域を見たり触診をしていきます。

そして、関節の捻じれや可動域、それに付着する靭帯や筋肉を正常化する事で不安定な足元を整えていきます。

有痛性外脛骨に悩んでいる親御さん、子共たちへメッセージ

実は、有痛性外脛骨に悩む子供たちや学生は非常に多くいます。病院では「手術」や「安静にしておいて」といったショックな指示を受けることが多く、藁にもすがる思いで当院に訪れるお子さんがほとんどです。

確かに、有痛性外脛骨は成長期を過ぎると症状が自然に消失することが多いですが、それを待つのは意味がありません。子供たちは部活や試合で活躍したいと思っているし、レギュラー争いもあるでしょう。今こそ全力で頑張りたい時に、痛みがあると本来のパフォーマンスを発揮することが難しくなります。

そんな時に「手術」や「安静」という選択肢は、子供たちにとって受け入れがたいものです。しかし、安心してください。私たちは、有痛性外脛骨の痛みを取り除くことを【当たり前】と考えています。そして、いかに早く痛みを解消できるかを重視して治療を行っています。

「どこに行っても良くならない…」「手術しかないと言われた…」と途方に暮れているなら、ぜひ私を頼ってきてほしいです。一緒に痛みを克服し、再び元気にスポーツを楽しめる日を目指しましょう!あなたのサポートを全力で行います